ことばのはたらき
僕たちはことばで、まわりの物事を認識し、整理している。
僕たちはことばで、周りの世界を解釈し、描写している。
僕たちはことばで、姿・形のないものの存在を認め、それについて語っている。
僕たちはことばで、自分の内部に起こる感情を捉え、表現している。
また
僕たちはことばを音に乗せ、考えや思いを語り、それを受け取っている。
僕たちはことばを文字に置き換え、知識や知恵の保存・共有をしている。
そして、
僕たちは相手や状況に合わせ、適切な言語を選択し、そのことばで表現している。
とするならば、
ことばを学び、ことばに精通していけばいくほど、
私たちの世界は広がり、
日常をより鮮やかに感じ、躍動的に行動していけるはず。
そのために、勉強があるんだと思っています。
ことばがすべて
勉強を
『国語・算数・英語と教科で、日本語・数式・英語という3つの言語を学び、
理科・社会で、自然現象や現代社会を語ることばを学ぶこと』
と考えるなら、
ことばを学ぶことこそが勉強であり、
また同時に、
勉強のつまづきのほとんどは、言葉にあるんじゃないか。
と考えています。