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つなげる

社会の暗記をしている生徒に

「覚えられてるか?」

と聞くと、

「接続水域の辺が覚えられないです。」

「そうか、接続水域は何と何を結びつけてんのや?」

「えーっと」

「それを調べろ」

覚えられたみたい。

 

 

 

ついでに、横に乗っていた

「環太平洋造山帯の意味は?」

「ロッキー山脈とか・・・」

「それは具体例や。」

「・・・」

「読んだら分かるやろ。環は、『まわり』とか『めぐる』とかそういう意味で、

環太平洋は『太平洋のまわり』とかそういう意味や。」

「はー」

「んじゃ、造の読み方は?」

「つくる」

「では、帯は?」

「タイ、タイ、タイ」

「それは音読みや、訓読みをいわんかいー」

「んー」

「おびやー。だから、山を造るおびのことや。

まとめたら、太平洋のまわりの山を造る帯のことや

これみてみろー」

「はー」

 

 

漢字って大事でしょ?

漢字の訓読みがわかったら意味が想像できる。

それをもとに用語の意味を覚えるから、

忘れない。

でも、漢字の意味をしらんかったら、

これができんのよね。

 

覚えるというのはつなぐこと。

つなぐために必要なのは、

この場合だと漢字。

 

だから小学生の勉強が大事なの。

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この記事を書いた人

東大・同大学院卒 農学修士。脳・身体・生物の進化とか生物系のこともろもろに興味あり。「考えるってこういうことか」と気づき、シンプルな思考を目指しています。

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