計算ミスをする子の頭の中は、
あれ、この計算の仕方
どうやるんだったっけな
で頭の中がいっぱい。
そんなわけだから、
注意が分散されて、
目の前の簡単な四則演算でミスしたりする。
公式を覚えているだけだから、
思い出せない。
なぜそうなるかわかってないからね。
あーーーーー
もうっ。
とイライラがつのる。
一方、
計算ミスをしない子の頭の中は、
あーこの計算は、
あーこの計算は、
あの公式をつかうんだな。
あの公式は
これがこうだから、
こうなるんだったな。
と公式の裏にある理屈を
思い出しながらやるから、
一つ一つに注意しながら
計算できるんだね。
ふうーっ
できた。
って感じ。
公式って便利な機械みたいなものなんだけど、
その機械がどんな仕組みで動いているのか、
ちゃんと理解しておかないと
ちゃんと使えないし、
メンテナンスできないんだよね。
人間は忘れる生き物。
公式を覚えても
徐々に忘れて行っちゃう。
ちゃんとそれを思い出す仕組みを作っとかないとね。
それを理解と言ったりするんだね。
これは教える側の問題でもあったりするんだけどね。
下手な教え方して
つまずかないように。
Qooがいつも教える時に考えていること。
コメント