習い方は大事という考えでいくと、
小学生の算数などはその最たるものだと思う。
例えば、速さ・割合の単元なら、
は・じ・き
とか
く・も・わ
を使って
答えを出すことだけを教えてしまうと、
そこから先の発展内容についていくのは
一気に難しくなる。
というのも
発展・応用内容の思考経路と、
はじき・くもわの思考経路は全然違うからだ。
発展内容を扱う時の思考経路は
常に、
意味を思い出し、イメージし、当たり前を導く。
となる。
そしてこれは自然な頭の動かし方でもある。
例えば、時速60kmの意味が、
「1時間で60kmすすむこと」と正確に意味が言え、
それがイメージできれば、
「1分で1km進むこと、つまり分速1km」
であることはすぐ理解できるだろうし、
「分速40mで進む妹を、分速60mで追いかけると、1分あたり20m近く」
こともすぐわかるようになる。
自然に頭を働かせることができれば、
自ずと発展内容も理解できるものなんだ。
そういう意味で、
うちの塾の小学部は
中学受験にも対応できる教え方で、
小学生範囲をマスターしていく塾
という位置付けになる。


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