Qooの塾長– Author –
東大・同大学院卒 農学修士。脳・身体・生物の進化とか生物系のこともろもろに興味あり。「考えるってこういうことか」と気づき、シンプルな思考を目指しています。
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中学生
[公立]中1の数学の大テストはすごくよかった
先日、中学1年生の数学の大テストが返ってきました。結果は――とても良かった。 もちろん全員が満点というわけではありません。でも大切なのは、「考えて解こうとしていた」 という姿勢がしっかり見えていたことです。 中1のこの時期は、「数学=作業」と... -
小学生
日本語の理解力が、そのまま成績になる
勉強ができる・できない――この差の多くは「日本語の理解力」にあります。なぜなら、授業もテストもすべて日本語で行われているからです。 “理解”には2つの段階があります。 ① 相手の言っていることがわかる語彙や文法を正しく理解し、相手のスピードで処... -
中学生
学びの2大基盤②
――「できて当然」というプライドを育てる 子どもが自分から勉強へ向かうためには、もう一つの大きな基盤があります。 それは「勉強できて当然」という自己イメージ(プライド)です。 このプライドは、人の行動を大きく左右します。 人は誰でも、“自分はこ... -
小学生
学びの2大基盤①
――「責任と権利」が子どもを動かす 大人は、仕事をすることでお金を得て、生活を維持し、自由を手に入れています。つまり 「責任」と「権利(自由)」はセット。責任を果たすから、権利を得られるのです。 実は、中学生が「勉強しなければ」と“自分事とし... -
中高一貫
[私立中]中高一貫校のカリキュラム
中高一貫校では、6年間を「中学3年+高校3年」とは考えず、「6年間を通した一貫教育」として設計しています。そのため、多くの学校では中学内容を3年かけてではなく、2年ほどで終えるカリキュラムを採用しています。つまり、中3の段階で高校内容の... -
中学生
塾に入れたら終わり?
「塾に通わせたから、あとは先生にお任せ」。そんな声をよく聞きますが、実は入塾後こそ、家庭の関わり方が大事なんです。というのも、子どもの“やる気”は4つの段階を少しずつ登っていくものだからです。 ①「めんどくさい」段階 入塾直後はここにいる子が... -
小学生
学力は、じわりじわり。
学力というのは、じわりじわりと上がっていくものです。しかし同じように、じわりじわりと下がっていくことも少なくありません。特に注意したいのは、小学3年生くらいの時期。まだ「勉強を頑張るぞ!」という意識が強くない年代ですが、このころの積み重... -
中学生
[中学生]君が本気になったとき、結果が出るように。
定期テストなどの成績は、二つの要素で決まります。一つは、基礎ができていること。もう一つは、本人が本気になって細部にこだわり始めること。 前者は塾の仕事であり、後者は生徒自身の仕事です。Qooでは日々、粛々と基礎づくりに取り組み、正しい努力の... -
小学生
[小学生]覚え方を覚える。
小学生の授業では、漢字テストや英単語テストで間違えた子に対して、ただ「やり直しておきなさい」では終わりません。覚え方そのものを教え、教室内で再度覚えさせるようにしています。 「何回も書いて覚えよう」と言われることが多いですが、実際にはそれ... -
中学生
貴重な時間
昨日今日と、定期テストに向けた勉強会で生徒たちは一日中塾で勉強しています。見ていて思うのは、「なんて幸せな時間だろう」ということ。誰にも邪魔されず、自分の力を高めることだけに集中できる──そんな時間、大人になってからはなかなか持てません。 ...
