ここ数年指導している中で、子どもたちの「語彙力不足」「注意不足」「理解力不足」をよく感じていました。それに対するアプローチの最たるものが小学部の『こくまるくん』であったのですが、それに加えてしばらく『音読』をさせてみようと思っています。今回やってもらう音読について簡単にまとめておきましたので、ご一読ください。
小学生の音読の素材
音読素材のジャンルは以下のとおりで、各ジャンルの中に行くつかの音読素材(2ページぐらいのプリント)があります。各音読素材の音読にかかる時間は1分〜4分ぐらいの分量で、各週1つの音読素材を毎日繰り返し音読してもらいます。
課題の提出方法
課題の提出ルールは以下のとおりです。
ボイスメモの利用方法
①音読用グループラインをひらく。
②メッセージ入力欄横のマイクボタンをタップ。
③真ん中のマイクボタンを押している間、録音されます。
④ボタンを離すと、録音が停止・提出完了です。
予測される効果
以下のことを期待しています。
①正確に読む力の強化
じゅくちょー
子供達は文字をきちんと読んでないことも多いものです。音読を繰り返すことで、飛ばさず正確に読むトレーニングを行います。これが主目的です。まずは正確に文字を認識することが、正しく読むための第一歩です。
②語彙・基礎知識の獲得
語彙・慣用句・ことわざ・四字熟語を繰り返し音読することで、語彙力を要請していきます。また社会の都道府県・県庁所在地なども音読を通して覚えていきます。
③好奇心・関心の育成
誰しも「アレ、何やったっけ?」と思うことがあると思いますが、そんなときついつい調べたくなったりしますよね。これが好奇心や関心の種だと思うんですね。それを音読によりどんどん子どもたちの頭の中に植えていくイメージですね。
最後に
続けていけば、かなり良い教育効果が出てくると思います。