昨日から定期テスト対策が始まりました。回を重ねるごとに、子どもたちの姿は少しずつ変化していきます。こちらからの発破を受けて動き出す子、自分の課題を自覚して自ら進化していく子、入試を意識して追い立てられるように机に向かう子──本当にさまざまです。
定期テストというものは、スポーツでいえば“試合”であり“記録会”のようなものです。これまで積み重ねてきた練習を本番で発揮し、自分の力を数値として確認する場。結果に一喜一憂するだけでなく、自分の力をどう伸ばすかを考えるきっかけになる大切な機会です。
私が願うのは、子どもたちが定期テストを通じて「自分の限界を少し超えてみる」経験をすることです。未到の世界に一歩踏み込み、その小さな成功体験を自信へとつなげてほしい──それが、勉強の意義であり成長の原点だと思います。
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