「成績が下がってきたから塾に行こう!」
「そこから一気に逆転してV字回復!」
…なんて話、ちょっと現実的には難しいものです。
なぜなら、学習の取りこぼしがある状態で新しい内容を吸収するのはとても大変だからです。学校のカリキュラムは「ちゃんと前のことが理解できている」ことを前提に進んでいきます。だからこそ、もし抜けがあるなら、その分を“余分に”学び直さなければいけません。
さらに、勉強は学力面だけでなく、精神面や意識の持ち方も一緒に整えていく必要があります。
「今のままじゃいけない」と自分で気づき、少しずつ子どもから青年へと成長していくこと。これは一朝一夕でできるものではありません。
だからこそ、学力をつけることは時間のかかる試み。
けれど、一度しっかり学力を積み上げれば、それは圧倒的な優位性になります。
日々の学びの積み重ねを大事にしてほしい――その思いを、これからも伝え続けていきたいと思います。
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