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この人の子育て論が好き。③

3人のJリーガーを育てた元プロ野球選手の高木豊さんシリーズ
第3弾。

4つのポイント

①日頃から夢について対話。

②自分のことは自分で決めさせ、その責任についてきちんと問いかける。

③プロ目線で話をする。

④ある程度ほっておく。

の3つ目について。

「プロの目線で話をする」

これすごく大事ですよね。

普段の私たちは、
何らかの判断をもとに行動しているわけですけど、
プロならこう判断する、
つまり
こう考えるよ、
ってことを教えていくんだと思うんですね。

人は、
思考を元に判断し、そして行動します。
そして、その行動の結果が
経験となり様々なことが
蓄積していきますから。

この一番最初の部分の思考を
サポートしてあげているんですね。

思考・判断がプロレベルなら、
お子さんも自然とプロになりそうですよね。

普段の子育てなら
私ならこう考え判断する、
というのを理由を交えながら、
説明していってあげると
いいですよね。

そうすると、
お子さんも次第に
いい判断ができるようになります。

子供に話すときのポイントは、
言葉のチョイスはお子さんのレベルに合わせつつ、
基準や思考は大人レベルですること。
あとは
大人も子供に対して、
素直に話すことですね。

「〇〇しなさい」と、
指示するのではなく、
普通に対話する。

高木さんの子育てのエッセンスは
「対話と観察」
ですから。

ところで、少し長くなりますけど、
高木さんの話を読んでいて、
スポーツの世界でプロになるって
本当に大変だなと思いますね。

仕事柄、
プロになった選手はどういうふうに育ってきたか、
とかそういう記事をよく読みますけど、
もう生まれた環境でほぼ決まっているという印象。

①レベルが違う身体能力を持っている。

こういう子はプロには行く可能性は高いですね。
特にフィジカル重視のスポーツ・ポジションで。
ただそこから活躍できるかどうかは、
わからない。

それ以外だと、
結局、技術面の話になるので、

②親が大学レベルのスポーツ経験を持つ。
③親による幼少期からの英才トレーニング。
④親の高い教育力。

これらのうち2つぐらいはないと、
プロになれていない感じですね。
結局、その子がプロになる、
また
そこで活躍できるか、は
本人の問題ではないですね。

個人的な意見です。

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この記事を書いた人

東大・同大学院卒 農学修士。脳・身体・生物の進化とか生物系のこともろもろに興味あり。「考えるってこういうことか」と気づき、シンプルな思考を目指しています。

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